中学生の娘がお金を拾って警察に届けました。持ち主が3ヶ月間見つからないとそれはもらえる権利が発生します。受け取り期限は3ヶ月間。その期日が来週の水曜日です。今まで先送りしてずっと取りに行かなかったので、土曜日に警察署に行ったら、警察署の会計課が土曜日は営業日ではないので、月曜から金曜の午前9時から午後4時にまた来るように、と言われました。
え?中学生が月曜から金曜の9時から4時?普通無理でしょ?
いや、試験休みで帰れる日はあったので、計画的に準備すれば受け取れたはず。どうして計画的にしなかったの?受け取りを先送りしないで!
そう言ったら、娘は泣いて、もうお金いらないと言いました。
予定を確認して、先送りしないようにするのは当たり前といえば当たり前。
でもその「先送りしないで!」は、ぜんぜん幸福ではない。ちょっとイライラした「べき論」。
でも子供には通じないんです。
人と話をするときには、その人を抱きしめるようにして話す
これは、「今日、誰のために生きる?」ひすいこたろう✖️SHOGEN著に書かれている言葉です。
「言葉は、相手をハグするように言わないと、伝わならい」のだと、その本を読んで学びました。
私は娘に、「やらなきゃならないことは先送りしないで、さっさと片付けるようにしろ」、当たり前にするべきことだと言いました。「べき論」であって、やって当然と思って言ったのです。
それは、ぜんぜん”人を抱きしめるように、体温を感じるように”言わなかった。自分の娘だから子を、教えたいことがある時に、当たり前のすべきことであっても、あたりまえだからやれと強制されるなんていやなんです。全然幸せな気持ちにならない。
今日の教訓:家族と話しするときこそ、言葉に体温を乗せて
子供に当たり前のことを当たり前のことを教えようとするときでも、丁寧に話をしよう。
そうしないと子供は、気持ちよく話を聞けない。
宿題出たから毎日しなさい、プリントを見せなさい、水筒を出しなさい洗うから。
毎日、いろいろと言いたいことがあるけど、体温を乗せて、抱きしめるように言わないと、子供は幸福な気持ちで受け取ることができない。体温を乗せて言えるように、明日すこしでも快適にすごせるように、そうわかるように、丁寧に伝えないといけないと思いました。これから少しだけでも心がけていきたいと思います。そう気がつけてよかったです。
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