マズローの欲求5段階説というものがあります。その底辺にあるものは、生理的欲求。続いて安全の欲求。この欲求が満たされていない状態(飢えや寝る場所がない、健康でいたい、生活費が足りないなど)不幸ということになります。
生理的欲求、安全の欲求が満たされると、次に基本的な欲求として集団に所属したい(社会的欲求)、集団の中で認められたい(承認欲求)を満たしたくなります。これらが満たされることが幸福に繋がっていきます。さらに、自己実現の欲求が満たされると、より幸福感が得られると考えられます。
マズローの欲求5段階説でわかることは、まず不幸を脱すること、次に社会に認められて幸福になり、さらに自己実現を果たすとより幸福感が得られるということです。
一生の時間を、不幸にならないように、役割を果たし、社会に認められるようにして、少しづつ幸福になっていくことも、時間磨きと言えます。そして、より幸福感を得るための自己実現を果たすと、より幸福になれると思います。
第一段階:生理的欲求
一番基本的な欲求が生理的欲求で、3大欲求と呼ばれるものが食欲、睡眠欲、性欲だそうです。まずこれらの欲求が満たされることが幸福の条件と言えます。
出会う人と一緒に、美味しいものを食べたい、快適にぐっすり寝たい、美しい(かっこいい)健康で優しい人と過ごしたい。みんなが必ず持っている欲求ですので、その時間を大切にして一緒に過ごして生きていたいです。
第二段階:安全の欲求
生理的欲求が満たられたら、身体的・経済的に安定した環境で暮らしたいと思うようになります。少しでも快適なところに住み、経済的にも安心できる暮らしができることも、幸福になるための要素です。
第三段階:社会的欲求、第四段階:承認欲求
自分を受け入れてくれる社会集団・組織への所属も、幸福感と感じられる人は多いと思います。そしてその組織で認められることも幸福の一つと考えられます。
第五段階:自己実現の欲求
第一段階から第四段階の欲求が満たされると、次に、自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたいという欲求が満たされると、大きな幸福になるに違いありません。
自己実現とは何なのか、については別の記事で考えていきたいと思います。
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